2009年1月10日土曜日

限界をこえることで次につなげる。

加護ちゃんのグラビア楽しみですね。 http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=716343&media_id=54 大学の後期課題もすべて終わり、残すは仕事と交渉と遊びと試験のみ。 来年も自分の卒業制作に絡む、今年卒業する卒業生の卒業制作講評参加した。 実際本番の卒業制作展示でみるより、講評は完成するしないにしてもできたてほかほかのものがみれるというので、やっぱり楽しみ。 最近経験を積んだせいもあるのですが、先生の言っていることが理解できたり、自分も向き合えたりできるようになりました。大学全体が僕の活動を理解したり、僕自身も先生方と色々相談したり、話し合いをできるようになりました。それから映像を見ること以外に実際に撮影したり、写真で日々撮ったりする作業も好きになりました。でも僕の場合は訓練できない人なので、あくまでも手段として映像を表現として使うぐらいしかできないかな、もしやるとしたら。先生も僕が不器用なことは知っていたし、僕が真剣に講義まじめに取り組んでいる姿をみたうえで言ったと思うんだけど、何か僕が「映像初めてやったけど楽しい」っていったときはどの先生も喜んでいたのが印象に残った。 それから映像を見るだけで書籍やビデオは映像をやっている人と比べてみているほうだと思うのだけど、とりあえずNHKのドキュメンタリーの草分けを作った映像学科初代総長吉田直哉さんの本で学んでみます。 そうそうきむしょうの作品とキャンベルの作品が見たくて講評見に行きました。どちらも全力投球で本当にお疲れ様で、自分のすべてをだしきった感じでよかったです。次に繋がったと思うし、作品は作り続けてね。僕も去年10日間企画をやってみて思ったことは、こんなこというとイベントやる人として失格なんだけど、全力で何か作る場合って、お金がどうこうとかいう問題ではないんですよね。最終的に来たお客さんに本当にそれが素晴しいものがみせることができたらそれで十分なんですよね。 10日間やるというのは、ある意味では無謀なことなんだけど、ある種の限界を超えないと次に繋がらないんですよね。 今思えば覚悟してやった企画だから、途中で色んな人に狂っているといわれたのですが、今年は勢いが落ち着くどころか、もう次の作業に動くみたいななんか超えると鍛えられてまた次のステップ踏めるみたいな、それは本気でやって経験したからこそ、次に繋がるんですよね。 作り手には絶対に必要なことなんですよね。 何かある種無謀というか無茶というか限界に常にチャレンジしないと企画の精度や技術も成長しないのですよ。 僕は正直イベント企画の仕事なんてできないと思います。別に会社を巻き込んでとかそういうことではなくて、本当に居心地よい空間をつくりたいだけなんですよね。ふつうにあたりまえのことあたりまえにしたいだけで、ふつうになりたいんですよね。ふつうのことをやれるようになりたいんですよ。 建築家の発想にやっぱり考え方が近いんだけど、自分が卒業制作でつくりたいものというのは、今まで企画3年間でやってきた経験がきちんと良い意味で反映しているのですよね。 食と酒を楽しみながら音楽を聴ける「ぷりぷり居酒屋」、寝ながら音楽を聴く「ぷりぷりとベットイン」、宴会場でのびのびと音楽を聴きながらついでに温泉に入れる「ぷりぷり温泉」など今までやってきた企画の共通項には「安らぎ」と「ゆったり」といった居心地の良い空間というのがやっぱり僕が一番つくりたい空間だったと思う。 卒業制作のイベントスペースでモチーフにするのは、「公園」です。公園はどんな人でも足を運べる場所で、ゆったり出来る場所なんですよね。 僕が影響を受けたイベントは4年前に辻堂であったSPUTNICのように辻堂の公園を抜けたら海辺にドームがあって、そこに音楽があって、いつのまにか日常にそれが溶け込んで、生活としてなじむ空間、去年のHAPPY FLOWER BEACHの空間もそれに近いような生活としてなじむ空間。 僕は「公園」のような空間の延長線上で、自分のスペースつくりの空間として考えているのは、先日「未完成」というネーミングどおり、未完成のままの状態。つまり人が手を加えていくことによって発展する場所に近いんですよね。 例えば最初作るのは、まず自分の場所兼足湯BARとゲストハウスのみ。そこからアーティスト{発明家、建築家、フリーター、農業アンドもあー}何でもいいと思うんだけど、何かその場所でいる人たちで空間を考えながら、例えば永久保存できるようなオブジェや日本全国探してもないような家{とうふの家}みたいなものなど、畑でもいいんだけど、岡本太郎の「太陽の塔」みたいに残すかたちで、発展していきたいんですよね。スペースというか、場所って常に移り変わり激しいわけで、何かその場所でお互いの関係性ででてくるもので、面白いことがどんどん生まれてきて、その空間がライブハウスではなくて、家で聞けるような場所で、でも一般の人、地元の人、色々な人が足を運べる空間、そういったものを作りたいのが、僕の夢というか実現させること。。。 あー卒業制作作品見たら、来年それよりも人生全てかけて次に繋がるもの作るぞという気持ちが入りました。 見に行ってよかったです。 本当むさびに入ってよかったです。コミュニティースペース「未完成」 http://mixi.jp/view_community.pl?id=3960247 明日リリーの写真コースの目黒美術館時間作って見に行こう。

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